あるブログにあった「勇気づけのコミュニケ
―ション」の一方法について以下に記す。
それは「失敗を許容し、次の成功へとつなげ
ること」というものだ。
失敗をきつい言葉で叱責すると、相手の行動
は委縮し、「叱られるくらいならやらないほ
うがマシ」となる。
でも、失敗は成功の母。
「なぜ失敗したんだ」「なんでこんなことも
できないんだ」ではなく、「今回の失敗から
学んだことは何か」「もしやり直せるなら、
どこまでさかのぼってどこを改善するか」な
ど、相手が具体的に納得のいく振り返りがで
きるような質問をしてみる。
日頃から部下としっかりとした相互尊敬・相
互信頼の関係が築けていれば、ときに叱責し
たとしても、相手はしっかり受け止めようと
する。
何を言っても暖簾に腕押しというような、手
ごたえのなさもなくなる筈だ。
このやり取りは、実はカウンセリングにも活
きそうだ。
例えば、就活で失敗することはままある。
その時に「今回の失敗から学んだことは何か
」のような質問をして振り返りにつなげる。
これで叱責された不快感が払拭でき、次の行
動の意欲が湧く。
こういう質問は、多用したいものだ。