大学生の就活は3月にスタートし、出足の早
い学生は6月の早々にも内定が出て終了とな
る。
しかし、6月以降も就活する学生も少なくな
い。
それには、書類、面接の再点検が最終的に必
要。
書類は前回触れたので今回は「面接」だが、
その成功の3要素は「第1印象」、「事前準
備」、「意欲の伝達」と考える。
「第1印象」、「事前準備」は前回までに記
した。
今回は「意欲の伝達」について。
このための統一された方法は多分ない。
良く言われていることの一つは、自分の将来
のなりたい姿や入社したらやりたいこと、将
来の目標(いつごろまでに何ができるように
なるか)などについて具体的に語ることだ。
また、将来取りたい資格について語ることも
有効だ。
例えば、面接練習の時に事務職志望のひとが
将来「簿記3、2級」への挑戦を語ったこと
や「CAD」資格取得について語ったことを
聞いたことがある。
これには、自分が面接官だったら感心するな
、と思ったものである。
応募書類などで書かれていることの多くは過
去・現在・未来でいうと過去と現在に関する
ものがほとんどだ。
未来(=将来)については「志望動機」で極
一部が語られているのみだ。
「面接」ではこの未来について語ることだ。
このことは、自分の意欲を語ることに繋がる。