間違った義務感で行われた蛮行は歴史上いく
つもある。
これを反省し改善できるのが人間の人間たる
理由。
今も世界では、戦争状態にある国はいくつも
あり、難民は世界中に満ち溢れている。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の最
近の発表によると、2017年末時点で紛争な
どで避難している難民は5年連続で増え、過
去最高の6850万人に上った模様だ。
2020年の世界の人口の予測値が76.6億人
なのでアバウトにいえば約100人に1人が
難民となる訳だ。
こうしたことの根本的な解決は困難だとして
、このことへの注視や関心を持つことを停止
してはならないであろう。
自分の日常だけに忙殺されていては、こうし
た負の歴史状況への認識力は衰える。
また、テレビのニュースだけでは判断できな
い新聞記事などで読まなければ理解不能なこ
とへの関心を持ち続けたいものだ。
これは、日常の娯楽や慰安だけを求める者に
は出来ない行為であり、少なくとも難民化す
る可能性のない先進国の国民の義務でもある
と感ずるのは私だけではあるまい。