共通の価値観を持つ仲間は得難いものだ。
過去にそれを共有した仲間も時間とともに変
質していきがちなことは否めない。
ただ、普遍的な理念に忠実にことを行うこと
で価値観を共有する仲間は失われることはな
い。
また、活動の根は、その根本的な原因が世に
無くなるまで失われない。
しかし、周りが盛り上がっているときと自分
が盛り上がっている時は一致しないことが多
い。
例えば、スタートの直後には大概の場合、組
織の全員が将来の夢に向かって走り出すが、
時間が経過すると共通の目的に、それぞれの
個人の目論見が紛れ込んでくる。
そして、共通の目的意識が薄らいでくる。
特に、将来の利得を目的に参加した連中は離
散するのも早い。
これは、多分どんな組織にも共通の課題なの
ではなかろうか。
この課題解決の方法は一つであろう。
それは、結成の時の理念に忠実であろうとす
ることだ。
愚直に、それを守り貫き通すことだ。
基本は「いつも自分がやり続ける意識を失わ
ないこと」に置いて、理解者の助力を待つこ
とも重要であろう。