過去に様々な場所で女性の部下を持つ機会が
あった。
前回、大手メーカーの支店で仕事をした時の
ことを書いたが、その人は極めて高い成長度
のひとであった。
それ以外にも、様々な場所でいろいろな人た
ちとの出会いがあった。
部下として人を使うようになったのは本社で
の仕事の時からだが、その時も部署が変わる
たびに数人の部下を持った。
ある時は10歳以上年下の有名私立大学卒業
の才媛を2人使ったことがある。
双方とも優秀であったが、そのうちの一人は
極めて優秀で数年後に会社として初の女性で
留学した人になった。
その女性は一を聞いて十を知る感じの利発さ
で指示の前に自分で準備しているような仕事
の進め方だったと記憶する。
もう一人は、この人と比較すると指示待ちの
ところが、いつまでも抜けない一般的な会社
員だった。
その後も、プライドばかり高く成果に見合わ
ない人や命令に忠実に出来ない人や私生活に
問題のある人など、問題のある人も多かった。
私は基本的に男女の差別なく人を見ている。
女性への配慮は多少するとしても職務の前で
は男女差は無いと考えている。
したがって同じ学歴の総合職には男女の差な
くまずいところは指摘し、良い仕事は評価し
褒めるようにして来たような気がする。
家庭のある女性は、業務に支障がある遅刻や
欠勤の場合も責める気はなかった。
当然ある家庭の事情は、不可抗力として捉え
た。
まとめると仕事の前では男女の差はなく、過
剰な思いやりなど必要ないのではなかろうか。