「憧れ」から計画に進める | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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高校生の希望には「憧憬」的なものが多い。

たとえば芸能人や芸術家や漫画家や普段、じ

ぶんがマスコミを通して身近に感じているも

のが自分の目標となっている。

しかし、それへの具体的なステップが構築さ

れていないので「憧れ」以上の段階に進めな

い。

普通、目標は達成段階が具体化し達成スケジ

ュールが明確になって初めて存在していると

いえるもの。

それ以前のものは「憧れ」に過ぎない。

話を基に戻すと、高校生の希望に多い、声優

やシェフやパティシエやミュージシャンなど

は「憧れ」に過ぎない場合が多い。

こういう希望を語った生徒は1割くらいはい

たと思われるが、実際にこの職業に就くため

の具体的な準備をしている人は1名だけだっ

た。

その生徒は「声優」希望で、元劇団員の指導

者の下で数年間トレーニングをしてきた、と

のことだった。

思いつきと計画の差は思考の時間の長さと深

さで決まる。