過去のブログより。
就職支援に携わっている方々は大勢いると思
います。
支援の仕方は様々であると考えられますが、
直接的に就職活動の支援を行っているケース
やキャリア開発支援や能力開発に係わってい
る等支援の仕方には相当に差があります。
そのいずれのケースでも基本となるのがカウ
ンセリングの手法であり傾聴の能力だと思い
ます。
キャリア・カウンセリングの能力が錆び付い
てしまっていてはどんな支援もでき難いでし
ょう。
直接的な就職支援では自己分析から面接に至
るプロセスを面談者と共有しながら共にゴー
ルをめざしていくことになります。
その時に必要となるアセスメントの知識、コ
ーディネートの能力や、応募書類作りの際の
添削やアドバイスの能力、面接指導の能力は
不可欠と言えます。
従って、この面でも日々研鑽し、実際の支援
の中でも理論や基本をふまえた支援方法の行
使が必要です。
しかし、こうした研鑽の機会は日常的になか
なか得がたいものです。
我々は、こうした能力を失わないようブラッ
シュアップするための努力をし続けていきた
いものです。
一人の人を無職の闇から充実した職業生活の
明るい世界に引き戻すお手伝いのためにはブ
ラッシュアップは不可欠と考えます。
こんな単純なことが未だに分かっていないで
キャリアカウンセラーをしている人々を散見
することがあります。
現在、キャリア開発とキャリア教育はこの世
界での２大テーマだと思われ、アセスメント
を２、３は自力で実施しフィードバックする
事や、職業能力の見立てや必要な能力の提示
、企業理解のための手法や理解した知識の活
用法、コンピテンシー面接への対処法などが
必須となっていることは常識としてカウンセ
ラーが理解していなければならないことなの
ではないでしょうか。