河井隼雄さんの名言  | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

人間の心がいかにわからないかを骨身にしみ

てわかっている者を「心の専門家」である、

と私は思っている。

素人は「わかった」と単純に思いこみすぎる。

というよりは、「わかった」気になることに

よって、心という怪物と対峙するのを避ける

のだ。

 

物語の『主人公』は自分。
人間は一人ひとり違うのですから、
それぞれが自分の物語を作っていかなければ

なりません。

 

自立ということは、依存を排除することでは

なく、必要な存在を受けいれ、自分がどれほ

ど依存しているかを自覚し、感謝しているこ

とではなかろうか。
依存を排して自立を急ぐ人は、自立ではなく

孤立になってしまう。

 

思い屈するような心萎える時間こそ、心が撓

(しな)っている状態で、重い雪をスーッと

滑り落としているときなんだから、それを肯

定し自分を認める。
ああ、そうか、俺はまだやわらかな、撓る心

を持っているんだと感じて、憂鬱で無気力な

自分をも認めたほうがいいんじゃないでしょ

うか

 

「まじめに、真剣に」ということにとらわれ

ると視野が狭くなります。
これは一番怖いこと。
視野を広げるために一番大事なものは、「道草

、ゆとり、遊び」。

 

いずれも深い意味を持った言葉。