快適な生き方に必要なもの その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセリング界の重鎮の木村周

先生は人間にとって「快適な働き方・生き方

」は次の6つを含むことといわれています。

 

  1. 労働の内容に手応えがあること。単に忍耐

    を要するだけでなく、適当な変化があるこ

    と(変化)

  2. 仕事から学ぶことがあること。継続的に妥

    当な量の学習があること(学習)

  3. 自分で判断する余地があること。自分の責

    任で考え、決められること(自律性)

  4. 人間的なつながりがあること。同じ職場、

    組織、社会の人々が互いに他人を認め合う

    関係にあること(他人との協力関係)

  5. 仕事に社会的意義があること。自分の労働

    と社会をつなげて考えられること

    (社会的意義)

  6. 働くこと、学ぶことが将来にとってプラス

    になること。何らかの意味でよき将来につ

    ながること。

 

3番目の「自分で判断する余地があること。」

は重要だ。

上司や組織からの命令だけをただただ果たすだ

けの日々は無味乾燥だ。

多分、こんな状況は退職に向かう道であろう。

人間は自分のために働くのであろう。

二次的に他人のために働くのだと考える。

マズローの欲求の5段階説でも「自己実現」は

最上級階層となり「創造的活動がしたい」と欲

求するとなっている。