2013年9月のブログより。
再度、ある調査から引用します。
キャリア・コンサルティング関連活動を行う
上での課題をみると、「キャリア・コンサル
タントとしてての自身の処遇(就業形態、報
酬等)が十分でない」「『キャリア・コンサ
ルタント』『キャリア・コンサルティング』
というものが知られていない」がともに最も
多く、次いで「キャリア・コンサルタントと
しての自分自身の力量が十分でない」「相談
・支援を行う環境(場所)が整っていない」
があります。
ですから、我々「キャリア・カウンセラー札
幌」の初、中級者訓練やキャリア・カウンセ
ラー支援の意義があるのでは、と考えるので
す。
我々、キャリア・カウンセラー札幌の目標の
一つがキャリア・カウンセラーの普及、啓蒙
があります。
上記の課題の一つ目はこれに関するものと言
えます。
二つ目の課題の力量が充分でないことに関し
ては、研修や学習の機会が不足していること
が起因していると思います。
その主要因は、カウンセラーを養成した機関
のフォローの不足(低料金でのセミナーや講
習、スーパバイズの機会の創出の不足)に加
えて、公的機関での援助活動の不足などがあ
ります。
この状況では、カウンセラーの自助努力だけ
では、この機会の不足は永久に解決不能でし
ょう。
そこで、民間の努力で機会の不足の解消に努
めるしか無いのが現状です。
我々は5年前から、研修や講演会、情報公開
などを通じて、この面を補う活動を持続して
きました。
そして、今後も続けるつもりです。