職業が身近に見えづらいのは職業理解が進ま
ないことの大きな理由と感ずる
。年寄りの昔話になるが、子供のころに近く
の商店(魚屋、八百屋、肉屋・・・)で見た
商売の原点や鍛冶屋や町工場で働く同級生の
親たちを見て仕事を体感したことは職業理解
の将に原点だったと思う。
こうした機会は、今、地域社会の努力と学校
側の理解が進んだ結果、会社見学などの形で
少しは解消されていると聞く。
今後の更なる進展に期待したい。
また、学生などが職業内容を調べるサイトに
「職業図鑑」「マナビジョン」等々がある。
昔は「キャリアインサイト」があった。
いずれにしても、これらのサイトで気の向く
ままに関心あるものを見てみたら良いと思う。
更に書店の「就活」コーナーでの職業紹介の
本の参照も大いに勧める。
こうした、気の向くままに手当たり次第に、
自分の職業への関心の核心にあるものを探っ
たら良いのだ。
当然、その関心の向くところはいくつにもな
ると思われる。
そこから、各職業に就く可能性を探っていく
うちに、段々と絞り込まれていく筈だ。
そこから自分にふさわしいものが何かが、分
かると考える。