リンダ・グラットンなどの「ライフシフト」
にある、ステージとエイジのかい離に、過去
の人生設計とこれからのそれの差が示されて
いる。
過去の人生では一定の年代で生きるステージ
は決まっていて年代とステージは一致してい
た。
しかし、人生100年時代の後半生では、過
去に常識だった、中高年=引退は経済的な問
題や生きがいの問題で成立しなくなっている
ことが書かれている。
現代では「引退のステージ」は別のステージ
での生き方に変化していることが紹介されて
いる。
現代では、リタイアの後にも創造性に富んだ
生活をし、若々しく生きる必要は高い。
そのための準備をしたり、起業をしたり、生
活資金の不足を働いて補いつつ自分のしたい
仕事もするなどの「引退のステージ」に置き
換わる生き方をするステージが要るのだ。
やはり、社会的な活動やボランティアなどで
充実した時間を持つことも検討しながら自分
向きのステージを決めていかなければならな
い、ということなのだ。