インターンシップ至上主義のキャリア教育は
誤っている。
その前に学生個々の職業興味や職業適性を把
握することや職業の基礎知識を書籍やネット
の活用で学生に知らしめることが前提に行わ
れなければならない。
インターンシップも現在の数日から数週間と
いう短期間のものから更に長期間のものへの
改善が必要であろう。
また、応募職種でのインターンシップは受け
入れ企業には手間がかかるが、実際仕事をす
る状況に近いのが理想なのでやるべきだ。
更に、学生の職業適性にあった職業や職種の
紹介はキャリア・カウンセリングと並行して
行われるのが理想で、決定した職種でのキャ
リア構築の道筋は、取るべき資格の紹介を含
めてしっかり行われなければならない。
現状は希望の確認と職業能力の把握程度で、
この程度の平易な適性判断で決めつけられた
職業に訳も分からず向かっているのが進路指
導の実体なのではなかろうか。
今後の大幅な改善が急務だ。