自己の利益の追求に汲々としている会社は、
その社会的な意義や使命に対する意識を失っ
ていく可能性が高い。
そういう組織の長がなせることは自己の蓄財
と社員の酷使ではなかろうか。
もし、このような会社に入った場合は自分の
スキルアップのために勤務時間内で出来うる
全てのことを行った上でいずれ退職すること
を目指した方が良い。
何故ならこうした会社では自己の利益確保の
ためには個人の尊重が二の次になりがちだか
らだ。
従って、このような組織では中長期での人材
の確保はなされず上意下達式でしごく単純な
組織管理しかなされない。
また、自分が発案したことの実現は極めて難
しい。
一方、企業の使命の最大のものは存在し続け
ることだという。
また、そのためには売上と利益を確保し続け
ることが必要という。その点、NPOは売上、
利益は要らない。
従って、上記のような利益優先の弊害は起こ
りづらい。
ただ若干の活動予算の確保は必要になる。
そのためには有志による少額の支出が必要で
はあるが、利益追求のための締め付けの要素
は全くなく自由な運営が可能なのが大きな特
徴になる。