職業適性を確認するアセスメントを精神障害
の判定に使うという間違いを容認している場
所がある。
どのように間違えればこのようなことになる
のか未だに疑問が晴れない。
また、過去に職業興味・能力判断のアセスメ
ントを配備していながら、活用されずに終わ
った事例があるという。
宝の持ち腐れとはこのようなことをさすのだ。
活用するような指導が何故できなかったのだ
ろうか。
というように、様々な場所で色々な場面でア
セスメントに関する間違いが起こっている。
元々、アセスメントに関する、関心が薄いこ
とと妙な自信に基づいた相談者の見立てが行
われているためであろう。
また、きちんとした使い方が理解できていな
いカウンセラーの存在が許されていることも
原因の一つと考える。
いずれにしても多様な能力の取得が日常的に
行われていないことの証左と言えよう。