シニアの活用とライフシフト時代の生き方 その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

65歳以上の高齢さやの比率は近い将来3人

に1人を越えると言われている。

社会の要請の面でも個人の生涯の幸福の追求

の面でもシニアの活用は重要な問題だ。

高齢者にとっても知恵や知識は年をとっても

維持可能である。

社会に死蔵されているシニアの知恵や知識や

「時間」を上手く活かしていくことは社会の

活性化に繋がる。

そしてこれを活用するシステムの構築や援助

システムの構築により、今後のシニアの社会

参画を進めてみてはどうだろうか。

活用するシステムの一つがボランティア団体

であり社会貢献的なNPOと言えよう。

この面は今後もシステムの研究開発が待たれ

ることろであろう。

援助システムはと言えば現在はお寒い限りと

言えよう。

例えばシニアの知識・経験を活用する「旧人

材銀行」や「シルバー人材センター」の機能

向上や拡充は最優先事項と思われる。

また、生きがい作りの趣味のための低料金で

利用可能な場所やネットワークへの補助金の

創出なども良いかもしれない。

個人の側面から見ると長寿化に備えた蓄財や

ライフワークの獲得など課題は多いであろう。

その準備としての「パラレルキャリア」も試

みる必要があろう。

いずれにしても元気で活発な生き方が幸福の

基礎であるならば、老後のライフワークや趣

味の充実やネットワークの構築を真剣に創り

上げていく必要が高い訳だ。

 

 

「老後難民」の増加は現在の状況では不可避。

過去の年功序列の消滅、生涯雇用の消滅に始

まりリストラの通常化に加え年金の減額も、

この「老後難民」化を進めてしまっている。

この防御策として、年金不足額を埋め合わせ

るパート労働の業・職種での多様化やフレキ

シビリティの向上は進められなければならな

い筈だが、実態は遅々として進んでいない。

今後の大幅な進展を期待する。