革新の重要性は企業社会では当たり前のこと。
では一般社会では・・・・。
過去の日本の企業社会では社内の革新や自由な
提案は歓迎されていた。
その空気の中で様々な発明、発見が行なわれた。
これは日本の一流企業で世界に通用しているト
ヨタやホンダやソニーに共通の要素だと思う。
「カイゼン」や「ソニーのDNA」といわれる
ものは上記のことの証左なのではなかろうか。
私が経験した会社人生の中心的企業でも、ここ
20年以前は社内の革新や自由な提案は歓迎さ
れ新風を吹き込む若者が歓迎された。
ここ20年は企業の目標は利潤追求に傾き、そ
の達成のための効率化に腐心するあまりに前進
する力を失い失敗した。
現在の企業社会は・・・・。
主要企業の内部留保が毎年上積みされるいま、
効率化の名のもとに革新や自由な提案が出来づ
らい管理主体の体質に変わってはいまいか。
挑戦や革新が歓迎されているだろうか。
うわべの好調の中で発明や創造や変革の息がつ
まるような企業風土になってやしまいか。