公的支援の場で出会った講師の方がよく「全く
向学心もなく、自己研鑽もしていないで仕事を
している人間を周り(公的な仕事の場)でよく
見かける。こんな連中を許すべきではない。」
と言っていたのを思い出す。
環境にどっぷりつかってゆでガエル化した存在
が今はどんな仕事をしているのか?
昔、織田裕二主演の「県庁の星」という映画を
見たことがある。
役人の苦労が良く描かれた映画だった。
何かに疑問を持ち、その改善に努力することが
評価されにくい世界では、ともすると何もしな
いでマンネリズムに浸りきることが保身の最大
の手段になりがちだ。
一方、キャリア・カウンセラーも専門職の一つ
であり、この種の仕事の常として自己研鑽や学
習・勉強を欠かせない。
関連書籍の読書ももちろんだが、その技能維持
も極めて重要だ。
日常の「お手軽マッチング」や「仲良しの世間
話」のようなことの連続では技量は劣化し続け
ていると思った方がよい。
この解決のためには上級者のスーパバイズで緩
んだ自分の技量をアップさせるか、他流試合の
ような真剣なカウンセリングの場に自分を立た
せるかで鍛えるしかないのではないだろうか。
いずれにしても、ゆでガエルにはならないこと
だ。