教育には指導という側面があり、そのためには
あえて厳しいことを言ったり、そういう態度を
とらなければならない場面もある。(コーチン
グも重要だが)
「国家の品格」の中に「ならぬものはならぬ」
という言葉があったと記憶する。
こういうことを自分の矜持を持って言える人は
増えているのか大いに疑問だ。
このところの文科省の不祥事、厚労省、財務省
の文書改ざん等々に見られる役人の質の劣化。
「ならぬものはならぬ」と一喝する存在の希薄
化。
もう一度、基本的な国家のために身を粉にして
働くという精神を確認すべき。
生涯、およびリタイア後の高待遇のみが仕事の
モチベーションを上げることがないことは分か
り切っていることではないだろうか。