大量生産や大量消費に基づくアメリカ流経済
は巨大産業と巨大資本を生み続け、格差の拡
大は留まるところを知らない。
これは中国でも似たようなことが起こってい
る。
中国は国家による建築・土木の公共工事の継
続をし続け、巨大なコンクリートの群れや鬼
城を増産してきた。
その間に大きな貧富の差も生まれた。
一方、シェアリングや断捨離に象徴される過
剰な物を持つことへの拒否は今後も続き、抗
大量消費のムーブメントは拡大するであろう。
例えば、最近流行の「シェアエコ」だが、フ
リマアプリの発展や民泊の普及、ライドシェ
アの地方での発達に象徴されるように全体的
に隆盛となっている。
一説によると、「シェアエコ」は所有すること
の価値が下がり、長引く景気低迷による節約
志向が社会に普及したことによるコスパ重視
の考えを反映した消費行動を言うらしい。
ムヒカ元大統領が実践しているエコな生活を
見習いながら「シェアエコ」もしっかり判断
しながら前述の無駄な拡大路線への反省を踏
まえながら堅実で賢明な消費者として生活し
て行きたいものだ。