リタイアの後の自由時間は10万時間で社会人
としての仕事時間に匹敵する。
趣味や簡単なボランティアだけでは使いきれな
いと感じている(あるいは感じ始めている)6
5歳以上は数限りないのではなかろうか。
私ごとで強縮なのだが完全にリタイアして1年
が過ぎようとしている。
自分の主義として10万時間の使い方は社会活
動に主に費やしてきた。
仕事と並行してきた所謂、パラレルキャリアの
期間に停滞を招いた法人活動の活動復活に腐心
し続け、時間も費やした。
その時間は法人関連の活動や宣伝普及やその準
備や協力者との打ち合わせや意見調整、研修な
どの資料作成やホームページの全面改訂と新規
企画の創案と具現化などに使ってきた。
その一方で自分の体力維持のために運動を始め
て、1年間継続している。
お蔭で毎年のようにかかる風邪などの会社を休
まなければならないほどの寝込むような病気に
かかることもなく、医療費も前年から2割も減
少した。
社会活動と体を鍛えることが2本柱の筋肉質な
時間?の1年間だったとも言えよう。
ただ、これでは少し無味乾燥に過ぎる。
今年は、この2本柱は維持しながらしようと考
えていることがいくつかある。
その一つが旅行。
昨年の活動復活で出来上がった基盤は活動への
消費時間を減らしてくれる。
その余剰時間を活用しての旅行なのだ。
その二は趣味の充実。
趣味の関連では2つのことを新たに始めたり、
以前やっていたが完全に離れていたことを再度
始めたりしたいと考えている。
それと「ライフ・シフト」にも記され、現在、
喧伝されている老後資金稼ぎの「熟年アルバイ
ター」での社会との接点の維持をしたい。
こうして少しずつ自分の行動や活動の巾を広げ
ていくことで人生の豊かさを増していきたいと
考えている。