法人活動の始まりとは 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

 

6年前の今頃、NPOの立ち上げの書類提出が

終わった。

その年の春先に数人の集まりでぽっと出のアイ

デアでなんか活動出来ないか、程度のものでス

タートした。

それから一月ぐらいで数人の意志が固まり、中

に行政書士が居たことで急速に形が決まってい

った。

がゆえに、作ること優先で具体的な企画や収支

試算などは「後付」で進んだ感があった。

そして翌年の春、法人の活動がスタートした。

 

この書類提出から認可までの間にフルスピード

で事務所の確保や必要機材の具備や資金計画や

事業計画の綿密な内容完成や具体化を行った。

 

その結果、公的な場所での事務所確保に成功。

春から、その場所を活用しながらの活動が可能

になった。

 

今考えれば、贅沢なスタートだったかもしれな

い。

 

上記のような駆け足の始まりだったが参加メン

バーの意欲の異様な高まりで活動内容は徐々に

豊富になっていった。

ダメな企画は時間経過の中で消滅した。

口先だけのメンバーは次第に減っていった。

やはり本質的に意味のあるものだけが組織の中

で存続するというのが実感だ。

 

 

6年が経過して思い出す事は、最初の打ち合わ

せが終わった時の、大いなる高揚感だ。

新しい組織への期待と興奮は今も忘れられない。

その後、組織運営は多難であったし上記のよう

に、ただ興味本位で参加した人達は早々と去っ

て行った。

残った人達と時々話すが、ことの本質を理解し

、その上で支えようという人達しか残らないも

のだ。

どんなムーブメントも様々な過程を経て維持さ

れる。

その過程では苦難の克服は、どの組織にも付き

まとうであろう。

しかし、その克服のエネルギーが発揮できたこ

とこそが満足感や充実感に繋がることは間違い

ない。