過去に興味本位で「コンサルタント」の仕事に応募し
て、面接を受けたことがある。
誤解から始まったので失敗した。
企業の業績改善に貢献するのがコンサルタント。
その業務内容は企業の業務内容分析から改善策の提案
、そしてその遂行と分析、成果の確認で終了となる。
その分析から改善策のプランニングが相当の力仕事で
、時に徹夜仕事も厭わない体力が基礎になる、と説明
された。
その当時の自分のコンサルタントのイメージは企業内
容を分析して改善策を見つけ指導するというもの。
分析とプランニングというところにカッコよさを感じ
て、どんなものかやってみたいという思いで応募した
と記憶する。
確かにイメージだけでの応募は今考えても無謀で失敗
も当然だったと思う。
面接官からの反応で失敗を悟ったので、今後の参考に
と2、3聞いてみた。
その中で面接官が「志望動機」の中途半端さに触れて
言った言葉が忘れられない。
「貴方の経歴の中に、コストダウンの方策について書
いてあることを志望動機の中でも書いてあるのに志望
動機の時に話さなかった。当方としては、ここに一番
注目していたので失望した。」
こんな感じのことを言われた記憶がある。
つまり、付け足しで志望動機に書いたことを面接時に
忘れていて相手のニーズのど真ん中のことを言い忘れ
た結果、相手を失望させたので不合格だったのだ。
コンサルタントという仕事に対する理解不足がなせる
技だった。