ある記事よりの抜粋です。
自分のことを客観視しすぎる「低温系ES」
<before>
「ゼミでリーダーを任された際、コミュニケーションが
必要だと感じていた。この経験で得たコミュニケーショ
ンスキルは、チームで共同する事が必須である社会人に
」おいても、非常に重要だと考えている。」
これは自分のことにもかかわらず、まるで他人事の
ように、自分の「状況説明」をしてしまっているパ
ターン。
もちろん自己分析において、客観的に自分の強み、
持ち味を考えるのは大切なことですが、それだけで
は書き手の想いや意志が伝わってきません。どうし
てそう思うのか、どうしてその行動をとったのか、
自身の想いや考えを記載しましょう。
上の例はこのように変えてみてはいかがでしょうか。
<after>
「ゼミでリーダーを任された際、私は、チームをまとめる
ためにはコミュニケーションが必要だと考えた。メンバー
1人ひとりのモチベーションを保ちながら雰囲気を良くし
ていきたい、という思いがあったからだ。また、教授とメ
ンバー間の接点が少なく、もっとお互いの意見をスムーズ
に交換できるようにしたいと思い、自ら調整役を担った。
チームで共同する事が必須である社会人においても、この
経験を活かしていきたい。」
一般的に応募書類の文言は熱意を込めれば文字数は増えて
いく。これは当然のことで簡単に処理しようとすると、面
接においても「イエス、ノー」的な回答になりがちだ。
例えば、面接で「当社について質問はありませんか」
と問われ、「ありません」では熱意がないと見なされるの
と同じ。