過去のブログより。
稲盛和夫さんの言葉に次のようなものがある。
出来ない理由を並べ立てる人がいる。これでは新しい
事業を達成することは出来ない。何もないことを前提
として、目標を達成するために必要な人材や設備、技
術をどう調達するかを考えなくてはならない。
このことは会議などでも良く起こること。
出来ない理由は皆がきちんと理由づけしてみせるが、
やるための要素を考え始めると急に静かになり何も発
言が無くなり沈黙が支配する。
やれる要素を列挙するような雰囲気が必要なのだ。
そのためには指導者が「やることの意味」や「具体的
な目標」などについて説明してから会議をするかどう
かで変化する。
つまり何もなくても「意味」や「目標」のしっかりし
たことは成り立ちうるということ。
メンバー間の合意の形成ほど難しいものはないと、最
近つくづく思う。
過去にも同じ意志をもって会に参加したはずの人達が
、自分の会への思い入れが無くなったか、自己の利得
がボランティアでは得られないことが分かったからか
会をやめていった。
高い理想が果たせたとしても、今日食う飯の質は落と
したくないのか、遊ぶ資金を他に回せないからなのか
、どんな理由かは分からないが?
いずれにしても、残った我々で理想の追求を続けてい
くことは間違いない。かなりの困難が予想されるとし
ても。