実際価値を再考する | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

実際価値とは求職者のスキルや資格を現在の能力とし

て価値判断し賃金に置き換えたもの。

この実際価値を企業の人事担当者は書類と面接で判断

する。

スキルの確認は求職者の具体的に出来ることや実績か

ら推測するので、書類には実績等を明記し、面接での

突っ込んだ質問のも対応できるように準備する。

事務能力の具体化には実務以外にも処理件数や文書作

成の時間や作成書類の内容や対応能力も明記しておく

と理解しやすい。

技術系では資格や能力、建築などでは係わった工事名

や規模も明記しておくと効果的といえる。

 

 

今後は、学生の応募書類や面接、やがては一般にも、

この能力の価値判断は及ぶことであろう。

AIやビックデータの活用による能力の初期判断のシ

ステム化は今後一層進んでいくであろう。

過去や現在の能力判断は機械化されるかもしれない。

しかし、未来は人間の勘でしか分からないであろう

し、簡単な予測は出来ても「ピンとくる」という感

覚が最良の選択眼とも言えよう。

ここらは、今後研究され、議論される必要があろう。