過去のブログより。
これまでの仕事を失うとき、仕事とともに失われ
るのは収入だけではない。
仕事を通して成し遂げようとしていた夢、社会的
成功、生活の安定、人間関係が失われる。
さらに会社は自分を守ってくれるという信頼感も
打ち砕かれる。
会社への愛着や依存が大きければ大きいほど「悲
哀の仕事(mourning work)」は大変なものとな
る。
前向きに行動することは重要だが、悲哀の仕事を
ないがしろにするといつまでも喪失に伴うネガテ
ィブな感情が消えない。
湧き上がる感情を抑圧せず、経験し尽くすことが
必要なのだ。
苦しくても、いずれ自分の感情を客観視できる時
がくる。
ライフシフトなどの最近の論調からすると「仕事」
には多用な取り組み方があり、就職だけではない
事が分かるはずだ。(起業他)
無報酬でも自分の価値観に合った「仕事」が出来れ
ば、それも良しなのだ。(これはアルバイトなどで
報酬を得て、自由な「仕事」をすることが具体的な
やり方の一例)
上記の悲哀の仕事を済ませたら、自由な自分らしい
「仕事」探しの旅にでたらよい。
自己責任で行うことにいかなる人間も反対できず、
横槍を入れることなど出来ないのだから。