実際価値 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

実際価値とは求職者のスキルや資格を現在の能力とし

て価値判断し賃金に置き換えたもの。

この実際価値を企業の人事担当者は書類と面接で判断

する。

スキルの確認は求職者の具体的に出来ることや実績か

ら推測するので、書類には実績等を明記し、面接での

突っ込んだ質問のも対応できるように準備する。

事務能力の具体化には実務以外にも処理件数や文書作

成の時間や作成書類の内容や対応能力も明記しておく

と理解しやすい。

技術系では資格や能力、建築などでは係わった工事名

や規模も明記しておくと効果的といえる。

 

 

上記の意味での「実際価値」よりも本来の言葉の意味

の通りの「実際価値」について、以下に記してみる。

求職者は自分の価値を応募書類などで高く見せたがる

、ということは否めない。

だから、コンピテンシー面接などでツッコミ質問をさ

れて針小棒大な中身を露呈することにもなりがちだ。

このことを避けるためには、自分のスキルが応募企業

で再現可能なことを理解させる必要がある。

一つの方法としては入社後に達成できることを予め提

示するというがあろう。

事務で言えば、文書作成が1日何ページ可能とか営業

では1年間に何件の新規開拓が可能とか、土木工事な

らば過去の工事例から同規模の工事の管理監督が可能

とか書くことが該当する。

過去の価値ではなく、現在および未来の価値を示すこ

とで言葉通りの「実際価値」を表す事が意味を持つの

ではないかと考える。