過去のブログより。
実際価値とは求職者のスキルや資格を現在の能力とし
て価値判断し賃金に置き換えたもの。
この実際価値を企業の人事担当者は書類と面接で判断
する。
スキルの確認は求職者の具体的に出来ることや実績か
ら推測するので、書類には実績等を明記し、面接での
突っ込んだ質問のも対応できるように準備する。
事務能力の具体化には実務以外にも処理件数や文書作
成の時間や作成書類の内容や対応能力も明記しておく
と理解しやすい。
技術系では資格や能力、建築などでは係わった工事名
や規模も明記しておくと効果的といえる。
上記の意味での「実際価値」よりも本来の言葉の意味
の通りの「実際価値」について、以下に記してみる。
求職者は自分の価値を応募書類などで高く見せたがる
、ということは否めない。
だから、コンピテンシー面接などでツッコミ質問をさ
れて針小棒大な中身を露呈することにもなりがちだ。
このことを避けるためには、自分のスキルが応募企業
で再現可能なことを理解させる必要がある。
一つの方法としては入社後に達成できることを予め提
示するというがあろう。
事務で言えば、文書作成が1日何ページ可能とか営業
では1年間に何件の新規開拓が可能とか、土木工事な
らば過去の工事例から同規模の工事の管理監督が可能
とか書くことが該当する。
過去の価値ではなく、現在および未来の価値を示すこ
とで言葉通りの「実際価値」を表す事が意味を持つの
ではないかと考える。