昔、職業訓練の学校で就職支援のセミナーの講師をよく
やっていた。
自己分析の時間にエゴグラムやキャリア・アンカーを実
施することが多かった。特にキャリア・アンカーは訓練
生の方々に評判が良かった。
テストの結果の説明の時に8つのタイプの詳しい内容を
説明して自分の該当する2つのタイプに注目するように
促した。
そしてタイプ別の典型的な人物のエピソードを話して理
解できやすいようにしていた。
余談になるが、様々な講座の外部講師の一人に東京で独
立したキャリア・カウンセラーをしており本も出版して
いる人の話の中で、セミナー講師などをやる時は参加者
に興味を持たせなければならないので自分が注目して欲
しい事柄にはエピソードを必ず語ると良い、との説明が
あった。
この話は説得力があって、自分が講師になった時には必
ず行い共感を得やすいようにしていた。
そういう意味で自己分析でキャリア・アンカーを実施す
る時にはタイプに該当する人物を想定してエピソードと
して説明していた。