学生は基本的に「勉強」のことを語るべきではない
でしょうか。
全体の成績だけではなく、苦手科目に取り組んだこ
とや自分が専門的に学んだ分野やそれに取り組んだ
理由などを具体的に説明すると良いのです。
それに準ずるものとしては、特技の能力拡大にむけ
ての努力や競技への参加、ボランティア活動への取
り組みがあると考えます。
それ以外ではアルバイトと学業の両立や海外留学や
ワーキングホリディ、サークル活動、趣味の話など
が挙げられます。
「勉強」以外のものは、それへの取り組みの理由や
活動内容や活動で身に着けたことを明確化して具体
的に語ることが不可欠です。理由によっては面接側
に「ただの遊び」としてしか受け取られないことに
も留意すべきです。
そして、最も大事なことは、学んだことのアピール
が今後、入社して就く仕事のどんな部分に役に立つ
かという観点から成されていることなのです。
例えば自分の趣味が日本画だとして、地場の卸業で
のアピールになるか、野球選手で活躍したことが製
造ラインでの、それになるかを考えてもらえば分か
るのではないでしょうか。
入社した後の仕事に合致したアピールでなければ相
手の心に響かないのです。
面接官は忙しいのです。無駄な会話に付き合うほど
暇ではないということを認識しましょう。