無頼ということ 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

「無頼」を辞書でひくと「無法な行いをすること」という

ことになる。

そして「無頼漢」は「ならず者、ごろつき」とある。

しかし、もう一つの意味として「無頼」には「頼るべきと

ころのないこと」ともある。

従来良く言ってきた「ノマド」には、この「頼るべきとこ

ろのないこと」が多分に含まれていると感ずる。

例えば、場所にとらわれないことや、その本質的に持つ独

立志向、自由志向などが「ノマド」にはある。

いま、世界はある意味で極めて狭い。

誰かが発想して発言したことが、いい意味で即、世界を駆

け回る。

こうした時代に対応できない「重厚、長大」な組織や人は

むしろ反「無頼」に多いのではなかろうか。

特に「大企業病」や「お役所仕事」という言葉で揶揄され

る「頼るべきところ」の過多な組織での仕事に忙殺されて

いる人々には、いい意味での「ノマド」をお勧めする。

少し、日常の自分を離れて、物を俯瞰的に見て(あるいは

客観的に見て)ものを考える時間を持つことをお勧めする。