世の中には職業が3万種類以上あるといわれてい
ます。
自分がどのような職業に就くのか決めるには、職
業についてよく知ることが大切です。
また、その前提として自分の性格や適性、長所、
職業への興味・関心などについて自分自身を理解
することが必要です。
以下に職業選択に必要なポイントを書きます。
●自己を理解する
・将来の夢、生き方や信念、長所・短所、適性、
興味、趣味や特技など
・先生や友人、家族に聞く
・職業適性検査を活用
●職業を理解する
・職業の特徴、業務・作業内容について知る
・職業に必要な技能を身につける(資格取得など)
・職業の動向(将来性やトピックス)について知
る(業界誌、本、インターネットなどで調べる)
・職業紹介サイトで調べる(約4、500種類の
職業が紹介されている)
●自分を活かす職業を選ぶ
・その仕事が好きであるか・・・・
仕事の内容に熱意とやる気が待てること
・打ち込めるものであるか・・・・
自分の価値観と一致するか
・職業の環境を理解したか・・・・
作業環境や労働条件を確認し理解したか
キャリア開発のための自己理解と職業理解は開発の
ための基礎となります。
職業理解のためには、その職業への興味・関心から
始まり選択した職業の内容を詳しく知る、社会での
職業の求人状況を知る、就くために必要な資格や経験
を知るなどの学習が必要です。
ここを適当にお茶を濁して活動すると、就業後にこん
なはずではなかったという事態になりがちです。
充分な知識を持ったと自覚できるまで学習しておきま
しょう。