キャリア・カウンセリング考 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

我々キャリア・カウンセラーの世界で良く言われるこ

との一つにカウンセリングの時に教唆や指示をしては

いけないというものがあります。

また、「答えはクライアントのみが持っている」も良く

言われる言葉です。

しかし、カウンセリングで傾聴することは、忍耐のい

る仕事ですし、ともするとセオリー無視の中抜きの内

容に終始してしまうことがあることは反省しなければ

ならない、と思います。

ですから我々は効果的に質問し、そのうえで相談者の

本音を掴み、本来相談者が持っている解決策を引き出

すようなカウンセリングを心掛けねばならないのです。

そして相談者の有する「自己治癒力」「自己発見力」

を活かした相談に徹する必要があると考えます。

そしてクライアントの感情に配慮したカウンセリング

を忘れないことです。

感情への配慮が欠けるとクライアントは反抗的になっ

たり、質問への答えをいい加減にしたりし始めます。

本音を掴むためにはカウンセラーへの信頼感は不可欠

です。

また、クライアントの満足には感情をくみ取ってもら

ったという満足感が大きな位置を占めることは言うま

でもありません。