アメリカは終身雇用制度が1990年代初頭に100年
続いた歴史を閉じた。
日本はアメリカに遅れること10年で戦後50年続いた
歴史を閉じた。
(ちょうど平成13~14,5年頃の電気メーカー中心
のブーム)
今後、大手の電機メーカーを中心に、再度リストラブー
ムが起こりうる状況と考える。
中高年のリストラがあると同時に再就職支援業の隆盛が
予測される。
そこでキャリアカウンセラーの活躍の舞台が拡大するか
もしれないし若年者の支援からシフトする可能性も大い
にありうる。
この中高年の支援で必要になるのは若年者に比して高度
なスキルを表現する書類の作成指導や転職市場や再就職
市場の状況の把握など。
そして不可欠なのが年上や目上の人への配慮であろう。
若年者の場合に簡単に通用しがちな上から目線での教諭
や教唆は難しいと考えたほうがよい。
老婆心ながら、シフトした場合の自分の立ち位置を考え
ておいた方が良いのではなかろうか。
※終身雇用制度の終焉=定年前に非自発的退職者となる
ことが一般化すること。