最近の求職者の動向を見ていると在職者と離職予定が
決まっている人が多いと感じます。
また、もう一つの特徴はやることが分からないという
人達が増えていることです。
(どちらかというとフリーター、ニートに多い)
後者は、自己分析や職業理解をまず必要とする場合が
多いと思います。
その後に、職業を決定し、必要なスキルや資格を知り、
場合によって訓練を受けたり通学することで、不足す
るスキルをを補完して、その後で応募していく必要が
あります。
また、いきなり就職するのではなく、アルバイト等の
「助走的」な就職で経験を積み、次のステップに向か
う必要もあると思います。
退職者や離職予定者は、過去の職種の踏襲の有無で、
全く対処法は異ります。
踏襲する場合は活動自体はさほど難しくはないでしょ
う。
しかし、踏襲しない場合は、前項で述べたやることが
分からない人達の対処法と似ていて、自己分析や職業
理解からスタートする必要があり、就職決定まで、か
なりの時間を必要とすることがほとんどです。
方法論としては自己分析をしっかり行うことの推奨と
実践のサポート(自己分析シート作成補助とアセスメ
ント実施)とカウンセリングの並行実施になります。
その後で、職業理解のための方策の実施などが必要に
なってきます。
いずれにしても、今後の方向性の明確なビジョンに欠
けることが多いので、丁寧なカウンセリングを必要と
することは間違いありません。