法政大学の宮城まり子教授はインタビューで以下のように
お話になっています。
親の過保護・過干渉です。最近、若い人のキャリア相談を
受けると、自分はこんな仕事をするためにこの会社に入っ
てきたのではないと言う人がいます。
自我が肥大化した結果、いわゆる「オレ様」「お姫様」状態
になってしまっているのです。いま、自分に与えられたも
のの中で、そこから何を得て、どう成長していけるのか。
そういう謙虚な姿勢が皆無なのです。
世の中は、自分の思い通りになると考えている人が多く、
他の人の立場を思いやれない。
確かに一昔前には、入社後、3年は我慢して辞めてはいけ
ない。
会社や仕事を理解してからにしたほうが良いということで、
謙虚な姿勢の薦めが主流だったように思います。