低所得労働者の救済が重要
・職務給制度の導入
同一労働・同一賃金の考え方の導入。正規労働者であろうと非正
規労働者であろうと同一の仕事であれば1時間あたりの賃金は同一
にする政策。
・最低賃金制度の改善
・脱ニート、フリーターの政策
・企業が新入社員や若年労働者に職業訓練を施す財政的余裕を失っ
ている状況下、公共が職業訓練を行うような対策が必要。
・地域の力を引き出す。
・教育の機会平等を取り戻すための奨学金制度の充実を図る。
・公立学校を充実させる。(少人数学級の実現、優秀な教員が集まっ
てくるためのシステムづくり)
その他、諸々の政策が書かれています。
脱ニート、フリーター政策については、教育格差の解消や職業訓練
の充実、教育への公的支出の増額等が提唱され「教育」の重要性が
言われています。
我々は、教育や社会福祉の仕事を中心に仕事しているわけではない
ので、間接的にそのことに関わっているレベルであることは避けら
れない事実でしょう。
しかしながら日々、若年者のキャリア形成、開発支援や就職支援に
関わり、「格差化」「下流社会の拡大」を阻止すべき役割を間接的に
ではありますが、果たしていることは間違いないのです。