☆LB-BRB TOKYO 2015シーズン振り返り②☆ | C.C.S.
みなさん、こんばんは!
もうすでに花粉を感じ始めている
繊細かつ敏感なコンディショニングコーチの福田です。

マスクが欠かせなくなりますね!
みなさんも、予防&対策をお早めに。


さて、前回の私のブログ記事から時間が経ってしまいましたが、
今回のブログ記事でも2015シーズンを終えて感じる「想い」を
ご紹介したいと思います。
今回のブログも長めになっておりますが、
最後までお付き合いください。




一人目は、、、
大学時代は慶應義塾大学ソッカー部の主将を務めた【三上佳貴】選手。
地方組の一人であり、週末になると遠路遥々愛知県から東京にやってくるお祭り騒ぎの宴会部長。
「あれ、今日のグラウンドって小学生用のコートだっけ?コート狭くない?」
「あれ、今日って高地トレーニングだっけ?酸素薄くない?」
「あれ、ゴール狭く感じるなー」
という問いに対して「俺の顔がデカいからや!」と空かさずツッコミを入れるノリの良さ。
そんなお茶目な一面がある一方で、
常に勝ちにこだわり、常に周りを見てチーム・選手を鼓舞し、頼りになる選手。



三上選手コメント
「ブログをご覧の皆様初めまして、LB-BRB TOKYOの三上佳貴と申します。

この度は、好きな芸能人は長谷川潤、某爽やかイケメン刈り上げマッチョトレーナーより、施設ブログに掲載するコメントの作成依頼を受け、僭越ながら筆を取らせていただいた次第です。尚、街で彼を見かけた際は、「今日は品川プリンスに行かなくても大丈夫か」と尋ねてあげて下さい。万が一地面に四つん這いになっていた場合には優しくタクシーに乗せ「品川プリンスまで」と言っていただけたら幸いです。

「今シーズンの振り返り」という題目での依頼ではありましたが、このチームでここまでサッカーをしてきて今感じていることを率直に述べさせていただきます。拙文ご容赦下さい。

私は2011年に慶應義塾大学を卒業、同時に現在のチームの前身である慶應BRBに入団しました。以降このチームで苦楽を共にし5年、途中名古屋への転勤もありましたが、「地方組」の一員として支援をいただきながらここまで続けてこられました。

プロを目指す事を辞め、大学サッカーで主将の重圧から解放され、大好きなアルコール飲料を毎日浴びる様に摂取し、燃え尽きた「と思い込んでいた」入団当初こそ、練習試合の前半で両脚を攣って自陣ペナルティエリア内で産まれたての子鹿になったり、グアム旅行から帰ってきた翌日の試合でユニホームを着られない程日焼けで背中が痛かったり、ウイルス性胃腸炎に見舞われ臨んだ試合で何故かボランチをやったり、その後到底ここでは述べられない結末を迎えたりと非常にフワフワとしておりましたが、「社会人にもなって土日をサッカーに費やすなんて馬鹿だ」と思っていた自分が本物のサッカー馬鹿であることに気付くまでそう時間は掛かりませんでした。

嬉しい気持ち、悔しい気持ち、仲間の大切さ、チームワーク等、今日の私の人格を形作った要素の殆どはサッカーから教わったものであり、結局そんな私の唯一のアイデンティティは「サッカーをしている俺」なのでした。これは学生時代の部活動ではなく、社会人として様々な場面でより能動的にサッカーに取り組んだからこそ気付けたことです。素の自分でいられる場所、素の自分でいさせてくれる仲間がいる場所を与えてもらえたこと、本当に感謝の気持ちしかありません。

私には公式戦において必ず実践している自分の中のルールがあります。それは「必ず得点者の元へ祝福に行くこと」です。1点の重みが他のスポーツと比較しても大きいサッカーにおいて、1番の醍醐味は何と言ってもゴールシーンに他なりません。そこでみんなと喜び合う時間こそが自分にとって何よりも幸せで、これだから俺はいつまで経ってもサッカーから離れられないんだなと感じる瞬間でした。

ある意味変態です。サラリーマンのくせに上司との関係性も度外視し1人ジムに足を運び体を追い込む、完全に中毒者だと思います。むしろ独身の私などまだましな方です。

このチームは壮大な夢を抱いており、当然将来的には構成要員も大きく変わることになりますが、まだ暫くはこうした変態に支えられる構図は続きます。LB-BRB TOKYOに、そしてそこにいるサッカー馬鹿たちに、少しでも興味を持っていただき、応援していただけたら幸甚です。

最後になりますが、CCSの皆様には練習、試合への帯同に加え、日々のコンディショニング等のご指導についても賜り、我々の目標達成の原動力となっていただきました。この場をお借りし厚く御礼申し上げます。」





二人目は、、、
チームの戦評を書かせたら四国一。
この方の戦評を待っているファン・サポーターがいるとかいないとか。
今やチームメイトからはLB-BRBの伊佐坂先生と呼ばれるほどの文才家。
四国のうどん県(香川県)からやってきた自称スピードスター
香川のシンジこと【市川慎士】選手。
火曜日に行っているフィジカルトレーニングに
誰よりも多く参加し、誰よりも多く走り、誰よりも多く顔面蒼白になった市川選手。
おそらく計5000回以上はテニスコートをターンしていると思います。







市川選手コメント
「今年もあっという間にシーズンが過ぎ去りましたが、本当に充実した1年でした。もちろんそれは関東昇格という目標を果たすことができたからこそではありますが、このチームに所属して6年、その6年間で一番辛いシーズンだったからかもしれません。

土日に加え、平日火水木と蹴球5日制となった中で私は全ての練習に出席するよう努めました。時には周りから暇人と揶揄されることもありましたが、暇だからトレーニングに参加できた訳ではなく、トレーニングに参加できるように仕事を頑張ったからこそであることだけ主張しておきます。

平日のトレーニングの中で一番ダメージがあったのは、やはり火曜日のコンディショニングトレーニングでしょう。

私たちは社会人にして、月曜日ではなく火曜日が一番憂鬱でした。これを魔の火曜日と呼びます。

軽く体作りをした後に外へ出てテニスコートをひたすらシャトルランです。信号が青に変われば発進するように我々は笛がなったら白線に並び走り出します。毎週です。何千往復したか分かりません。何度酸欠になったか分かりません。

しかし、毎週行きたくないと思いながらも足はジムに向かっていました。

やっていることが絶対に無駄ではないと思ったからです。

一番選手から我儘を言われブーブー文句を言われたのは間違いなく福田トレーナーでしょう。それでも福田トレーナーは決して嫌な顔をせず、選手を信じて一生懸命指導してくれました。

そのおかげで私自身もコンディションを上げることができ、50m走のタイムも1秒程早くなったと勘違いしています。

ただただ感謝の気持ちしかありません。

本当にありがとうございます。



そしてこのような辛いシーズンを戦い抜けたのも、いつも相談に乗ってくれる先輩方や同期がいたり、何の遠慮もなく気さくに話してくれる後輩がいたからこそです。このメンバーでなければ私はここまで頑張れませんでした。最高の仲間に支えられ最高のシーズンを送ることができ本当に嬉しく思います。



支えて下さった方々本当にありがとうございました。」






前回、今回の記事でご協力いただいた選手のみなさん、
お忙しい中、ありがとうございました。
市川選手に関しては関東社会人大会決勝戦後、
完全に燃え尽き症候群となり、執筆活動が完璧にストップしているそうなので
まだ決勝戦の戦評がアップされておりません。
いつかアップされることを願っています。


そして2016シーズンは1月からスタートしています。
また後日に2016シーズンについては取り上げたいと思います。


今年も全力で駆け抜けていきますので
応援の程を宜しくお願い致します。



コンディショニングコーチ 福田浩司