たとえば破れたシャツのように
この身体を脱ぎ捨てられたらどんなに楽になるだろう
たとえば度の合わない眼鏡のように
この心を取り替えられたらどんなにすっきりするだろう
破れたシャツと合わない眼鏡で
ふらりふらりと歩く道
シャツの裂目から血が流れるよ
命の涙が溢れてる
瞳に映る花は優しく
手を伸ばせば消えてしまう
ずきずきくらくら歩きながら
一生懸命考えるんだ
生きてることは素晴らしいって
呪文みたいに唱えるんだ
生きるという奇跡を
幸せだという奇跡を
ただ静かにときは流れる
無情にも
それとも最後の情けなのか
私の手を滑り落ちて止まらない
破れたシャツのように
合わない眼鏡のように
身体も心も投げ出せたなら
そしてもう一度はじめから
しゃんと歩き出せたなら
それはもう私じゃないんだ
私じゃないんだ
破れたシャツから血が流れるよ
幻の花には温かな涙を
夢を視ようか
それが私の世界なら
精一杯の愛を注ごう
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