ゆめ | ccrocoeさんのブログ

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こころ

おもい 徒然 

向いたとき


✻ 過去詩集を差し上げます。興味ある方はご一報ください。



鳶になった夢を見ました

鳶でありながら
狐でもありました
そのままなんだか
ふたりの稚児でもありました

私たちは秋空を舞い
夜を駆けて
コンクリートの道ばたを手を繋いで歩いた
秋なのに白い桜が咲いていて
むかし通った小学校のようでした

私たちは馬に乗り
それはやがて自転車
見上げる空は青いのになぜか夜で
黒い電線が邪魔してた


私たちは常にふたりで
ようやくふたりでいたのだけれど
そこにいるのが誰なのか
はっきり視ることができないのです

解らないことも度々おこり
ひっそりと傷付き
無邪気に問いかけ
心は怖れ
明らかに、独りになることを


紅葉の映える空を
翼は風に任せ縫うように飛ぶ
不粋な電線を断とうとすれば命はなく
私たちは生きていた

『彼は死んでいるが、お前は生きている』

大丈夫だよ、というように
疲れた表情(かお)で水をあおる青年に
怯えながらもなんとなく安堵して
私たちは歩きだす

私、たち?


そんな可笑しな夢を見ました

夢のはなしです



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