蝉しぐれの 飲むな飲むなと 熊蝉さけぶ  山頭火

 

今朝、何時もより早く目が覚めた・・・。

今年初の大合唱・・・。

ウグイスも鳴いていたが、直ぐ鳴くのを止めた、’負けた’ と思った様だ・・・。

熊蝉の梅雨明け宣言か・・・。

 

昨日清風池へ・・・。

つり千里の三好さんと、岡村さんが少し体調が悪いとの事、この時期の無理は禁物・・・。

午前中は日影に成る小学校側の固定で。

 

以前つり千里さんで、櫓聲さんの矢野穗持ち印籠継の丈一を見せて頂いた事が有った。

それ以来、落ちの有る矢野穗持ちで長寸切りの三継を創ってみたいと想っていた。

 

今回は清風の大型で元気印のヘラに使えるかと、無・汎神・矢野穗持ち三継・11.8尺を使ってみたいと・・・。

 

 

 

 

 

 

三好さんが撮って下さった。

穂先は削り穂、落ちがある穂持ちで細い先の部分も硬い。

やや削り穂が負け気味か・・・、穂持ちの節は抜いてるが先の方を中擦りしてもう少し滑らかな曲がりの移動にするか・・・。

穂先を合わせ穂に入れ替えるのも考えてます・・・。

 

つり千里さんは清風の魚が元気印過ぎるので今回は硬調の竿を持参。

最初は、先代孤舟・吐月峰・丈五で。

50年前の竿でも使えると・・・。

何時も孤舟は使う程に良さが分かると言われてます・・・。

二本目は、小影舟・川蝉・丈二を。

清風のヘラがあまりに元気過ぎるので硬調の竿で対応してみようと思ってと言われてました・・・。

 

確かに良く引きます、水面まで来ても口を上げない・・・。

背が見えても顔は下向けにしたままで引き回すので中々弱らない・・・。

幾ら軟調が好きでも、清風のヘラ対応を考えて竿を選ばねば・・・。

 

今回の使用竿での想い・・・。

長寸切り・矢野穗持ち・印籠継・三継の硬調を少し組んでみるか・・・。

材料は有るので・・・。