昨日京都駅・伊勢丹7階にある美術館「えき」、京都 日本画新展2024へ・・・。

選考委員は、日本画家二名・小説家・蒔絵師・紬織作家の五人です。

25歳~45歳の日本画家が対象の展です・・・。

 

 

楽しみな絵が観られる美術展です、ここ何年かコロナで開催が止まってました。

 

京都駅の通路は人で一杯・・・。

京都市内へは出かけません、人の動きが右に左・真ん中にと、構わず人の前を横切ります・・・。

人の動きは右左に真ん中にと自由な動き、外国人も含め観光客ばかりで当たりそうなのは手で払います・・・。

京都のインバウンドで潤った分が、普通に生活してる側に回ってくることは皆無?。

税金の使い方も雑になるでしょう、自分に当てはめればわかります・・・。

市内に住んでる人の話では、車が多いし市バスは満員で乗れない、普通の生活で移動が出来ないとか・・・。

 

人が多いと良いことが少ないです、釣りでも同じ?、「えき」で絵を観て何処にも寄らずに帰りました・・・。

 

ず~っと毎日穂先仕事してます。

 

 

生漆を塗った穂先を鑢とペーパーを貼った板で平面に。

 

 

先に塗った生漆はほぼ残って無いな・・・。

 

 

蛇口を付けて節に100番の絹糸で糸巻。

絹糸の糸止めは漆を使わずエポキシで止めてます、冬場は完全硬化に時間をかけます、最後は炬燵で・・・。

巻いた糸の上にエポキシを塗ってドライヤーで透明に成る迄炙ります、シャバシャバに成って余ったエポキシは拭います。

蛇口のナイロン糸は、穂先先端の太さによって3号~5号を、4号が多いです。

作者によれば7号ぐらい迄を使われてると思います・・・。

(蛇口の糸は、釣り人により太い道糸を使われる事も、大型や量目を釣られる人達の故障が考えられるので、太い糸を使われるのではと)

ナイロン糸の接着部分は、くさびに削って(穂先側もくさびに削る)共にペーパーを掛け荒して接着性を高めます・・・。

糸止めは漆で良いと思いますが、漆の接着力が堅固に成るには日数が要るかなと思ってエポキシにしてます。

 

 

エポキシ硬化が完全に成ったら、鑢・ペーパーでエポキシを平滑にします。

 

 

今日は穂先全体をペーパーで荒し、生漆を指で塗りました、勿論使い捨て手袋を使ってです。

プロの穂先の塗りは素手が多いのではと思いますが・・・。

 

後は漆室での動きを伸ばしながら黒漆を重ねます、色漆は最終の塗りで二回程かな・・・。

下仕事を焦ってやり直しが有ったので時間をかけてます・・・。