どうも、服造の市川です


6/9(木に行なわれた、CCProject「The circle of clothes」


70名の方にお越しいただき、無事に終えることができました。

服は約30着集めることができ、さらに個性豊かなエピソードもたくさん集まりました!

尚、来場していただいた方からの一人につき500円(今回は70人にお越しいただいたので、35000円)は赤十字社通じて震災への寄付にまわさせていただきます。


運営として、至らない点も多くありましたが、ご来場いただき、本当にありがとうございました。

尚、来場していただいた方からの一人につき500円(今回は70人にお越しいただいたので、35000円)は赤十字社通じて震災への寄付にまわさせていただきます。


今後は皆様からいただいた服でのフリーマーケットのなどの開催を予定しています。

今後の予定は随時、ブログにてアップしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

市川



$CCprojectのブログ
 こんにちは。
今回リメイクショーでデザインを担当させて頂く一瀬美月です。

 このショーのテーマは「愛着」という事で、私自身の愛着が薄れてきて誰かに譲ろうと思っていた洋服達にもう一度生まれ変わってもらう事にしました。それから、私がいつも洋服をデザインする際に必ず意識している「変化を恐れない少女のための洋服」というコンセプトを「愛着」というテーマに融合させてみようと思いました。

 私たち人間は、生きている限り必ず変化・成長して行きます。それは肉体的であったり、精神的であったり、またその両方であったりすると思いますが、少女であり続けようと思う心も大人の女性へとシフトしようと思う心も自分で選び取る事が出来るものではないでしょうか。或いはその二つの間で揺れ動いているかもしれません。社会的には20歳で成人になりますが、果たして私たちはいつから自分が大人の女性として生きる事を決心するのでしょうか。

 こういった気持ちの変化に戸惑う少女が大人へと成長する様子を、私は1着目のリメイクで表現する事にしました。1着目はドレスを正面から大胆に切り込み、シュルレアリスム絵画に見られる"窓"を表してみました。シュルレアリスム絵画での"窓"とは、自己の内部と外部とを隔て、また結ぶ役割を持っています。少女が自己の内部に閉じこもるのを止め窓の外へと目を向けた時、何が生まれるのでしょうか?正解はショーを見て頂ければ必ずわかる様になっています。

 2着目は祖母から貰った古着のスカートをリメイクしました。私自身、昭和初期の洋服の持つストイックでロマンチックな雰囲気が大好きなので、よく祖母から着物や洋服を譲ってもらうのですが、今回はその中からなかなか着る機会の無かった黒いスカートを大学生らしく日常に着こなせる様にデザインしました。

 どちらも「洋服と共に成長し、生きて行く」という「愛着」を表したつもりです。ぜひ会場で、デザインだけでなく洋服のもつ意味や着る人自身の人生を想像しながら見て頂けると嬉しいです。長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

こんばんは


更新遅くなってすみません。


今回古着のリメイクを担当させていただく、金子です。


テーマは、作り手自身の「愛着」に重点を置き、その作り手の服に対する「愛着」を見に来ていただいたお客様に感じていただくということです。


そして、リメイクするのは古着です。

僕自身古着が大好きです。

古着しか着ません。

最近では、ヴィンテージにまで入り込んでしまっている次第です。


そんな大好きな古着のリメイクで僕自身が大切にしていることは、古着そのものの良さや、古着っぽさです。


その僕の古着に対する思いを感じ取ってもらえたら、ましてや古着っていいな~なんて思って帰ってもらえたら幸いです。


今回、僕は二着作りますが、まずは一着目の紹介です。


材料は、T-シャツです。

古着屋で大量に見るUSED T-シャツ 古着の中でもとても身近なT-シャツをリメイクしました。

三枚のT-シャツを一枚の服に仕上げました。


自分のお気に入りポイントは、バックプリントです。

これは、前に着ていた人がペンで直接書いたであろう名前なのですが、それをそのまま見える形にしました。

さかさまですが…


これは古着にしかないことなのですが、前に着てた人の味なり、着ていたという痕跡を僕はとても大切にしたいと思います。


あえて写真は載せません。

会場に来ていただいて直接見てほしいからです。

見ればすぐにわかるかと思います。


長々と失礼しました。