子どもの頃、不思議に感じていたことがあります。

 

毎年のお盆や正月など親族が集まる行事の際、何故か「やっかい者扱い」のおじさんや大おじさんが数年に一度突然登場し、必ず「いやあ、○○ちゃんもすっかり立派になって。もし外で会ってもきっと分からないねえ、がっはっは。」なんて声をかけられること。

今では自分のほうがすっかり怪しいおじさんですが、いわゆる核家族/少子化の影響から、そんな言葉をかける機会が無いままです(笑)

 

前置きが長くなりましたが、日々?韓国ドラマを眺めていて、何時からか印象に残った助演/単役(脇役)陣をチェックする癖がつきました。

 

後日、その俳優が大きな役で登場すると「いやあ、○○ちゃんもすっかり立派になって… 」と、怪しいおじさん定番セリフを発してしまいます。

 

例えばイ・ジュビン( 이주빈 Lee Joo-been 1989年9月18日生)

 

「たった一人の私の味方」( 2018-19 KBS2 )

主人公の弟ワン・イリュクが営むレストランの従業員、チョン・スジョン役(50話)。

ペ・ヨンジュンの妻、パク・スジン( 박수진 Park Soo-jin 1985年11月27日生)に似ている気がして印象に残りました。

 

「たった一人の私の味方」に戻り、

出演は 50話のみかと思っていたら、57話でイリュクが新店舗を開くと一緒に異動。

以降 71、75、83、99話と飛び飛びに登場。

 

104-106話でとうとう、イリュクの妻チャン・ダヤ(ユン・ジニ)と大立回りを演じることに。

 

以前、「たった一人の私の味方」を3回にわたり取り上げました。

 

イ・ジュビンはここから立て続けに、

 

2019年2月放送開始の

「トラップ」( 2019 OCN )キム・シヒョン秘書

「アイテム」( 2019 MBC )特別出演

 

2019年8月放送開始の

「恋愛体質 - 30歳になれば大丈夫」( 2019 JTBC )個性派女優イ・ソミン役

 

以前、「恋愛体質」を取り上げました。

 

その後、

「ノクドゥ伝」( 2019 KBS2 )芸妓メファス役

 

短編ドラマ「こんにちはドラキュラ」( 2020 JTBC )ソヨン役

「その男の記憶法」( 2020 MBC )チョン・ソヨン役

 

「先輩、その口紅塗らないで」( 2021 JTBC )

財閥会長の孫でフォトグラファー * イ・ヒョジュ役

* 最近こうした表現に悩みます。

 

最初「カメラマン」と表記しましたが、「…マン」はどうしても男性イメージが付きまといます。

「マン man 」が人間・人類全般を指すこともありますが、普遍的用法に限られる上、やはり男性優位の印象が拭えません。

ならば「女性カメラマン」「カメラウーマン」「カメラパーソン」? 何とも据わりが悪い。

 

例えば「営業マン」

以前は普通に使いましたが、男性以外の営業職(≠女性)を疎外しているとも取れるため、近年では「営業担当」「セールスパーソン」「スタッフ」「マネージャー」など、性別を意図しない表現に移行しています。

 

という訳で「フォトグラファー」と表現してみました。

しかし事はこれで終わらず、それなら写真家ではなくカメラ操作者としての「カメラマン」は何と呼べばいい?

ああ「技師」とか「オペレーター」、いっそ親しみを込めて「カメラさん」…

「先輩、その口紅塗らないで」も取り上げました。

 

イ・ジュビンは更に、

短編ドラマ「ラブスポイラー」( 2021 tvN )ユン・ソウル役

「ドクター弁護士」( 2022 MBC )センター長イム・ユナ役

「ペーパー・ハウス・コリア(紙の家:共同経済区域)」( 2022 Netflix )"ストックホルム"ユン・ミソン役


「月水金火木土」( 2022 tvN )敏腕弁護士チョン・ジウン役

 

出演予定作は更に続き、

「その恋、断固お断りします(恋愛大戦)」( 2023 Netflix )オ・セナ役

「涙の女王」( 2024 tvN )チョン・ダヘ役

 

「いやあ、ジュビンちゃんもすっかり立派になって… 」(^^ゞ

 

 

「たった一人の私の味方」からもうひとり。

ソン・ウォンソク( 송원석 Song Won-seok 1988年12月16日生)

 

路上で倒れたヒロインを救け、名乗らず立ち去る青年(69話)。

 

公称 189cm と背が高く、共演者との収まりが悪く感じるほど。

画角の関係から、頭頂部が見切れる画面が多い。

 

75話に突然再登場。

ヒロイン父の営む「父さんのパン店」に就職し、名をイ・テプンと明かします。

 

ここから随所に出没し、ヒロインを励ましたり助けたり。

しかもちょっとした出生の秘密のおまけ付き。

恋のライバルに成長するかと思いきや… そこはやっぱり週末ドラマでした。

 

実はソン・ウォンソクは初お目見えではなく、このドラマより前、

「恋するダルスン(花を咲かせろダルスン)」( 2017-18 KBS2 )チョン・ユンジェ医師

 

「甘辛オフィス」( 2018 MBC Every1 )イ・ジヨン代理

 

「甘辛オフィス」を以前取り上げました。

 

などを演じていましたが、視聴順や記憶の癖により「たった一人の私の味方」テプンが印象に残りました。

 

ただ、こうした場合の困ったこと。

ソン・ウォンソクではなく、役名のテプンで覚えてしまい、訂正が難しくなってしまいます。

「たった一人の私の味方」の役名で記憶してしまったもうひとり。

 

歯科医チャン・ゴレ役のパク・ソンフン。

ゴレの恋人が「ゴレやぁ」「チャン・ゴレッ!」と呼び続けるため、すっかり「ゴレ」に。

 

さてと、"テプン" ソン・ウォンソクはここから

 

「左利きの妻」( 2019 KBS2 )整形前のイ・スホ役(特別出演)

「朝鮮生存記」( 2019 TV Chosun )盗賊の頭イム・コクチョン役

「魔女たちの楽園(二度は無い)」( 2019-20 MBC )ゴルフ選手キム・ウジェ役

「恋愛は面倒くさいけど寂しいのはイヤ」( 2020 MBC )ヨンジュン作家役

短編ドラマ「8年」( 2020 TV Chosun )ウンチャン役

 

「ホン・チョンギ」( 2021 SBS )護衛武士ムヨン役

 

「ワン・ザ・ウーマン」( 2021 SBS )道楽好きで浮気者の財閥三世ハン・ソンウン役

 

このドラマで 2021年 SBS 演技大賞 助演賞を受賞

 

更に、

「社内お見合い」( 2022 SBS )イ・ミヌ シェフ役

 

「いやあ、テプンくんもすっかり立派になって… 」(^^ゞ

 

とまあ、完璧に変な親戚のおじさんと化しているのでした(笑)

 

このネタならいくらでも続けられるのですが…

どうしたものかなあ