前回まで、

 

那覇から羽田に戻ってきました。

 

それでは引き続き?B777-300 JA752J「one world」号のお世話になります。

 

今回も宜しくお願いいたします。

 

「one world」号で向かうのは、

 

11月 JAL919便 羽田14:55⇒17:40那覇 B777-300 (JA752J)

 

性懲りも無く、那覇です。

 

またしても「ご予約をお持ちのお客さまで… 」コールが流れ、アップグレードならず。

 

最近の座席コントロールは優秀で、付け入る隙がありません(^^ゞ

 

 

「あれ、後ろで何かしています。」

 

一旦機内に収めたコンテナを、再び引き出しています。

 

機内では「○○のお席をお持ちの**さま… 」と、乗客を探すアナウンス。

どうやらノーショウが発生し、手荷物を下しているようです。

 

前便到着遅れに加え、こうした出発準備に時間がかかり、30分遅れでの出発です。

 

 

D滑走路05エンドにやってきましたが、今度は出発機が数珠繋ぎ。

写っていない飛行機を含め、離陸は6か7番目のようです。

 

ようやく順番がきて、羽田空港 RWY05 を離陸します。

 

 

離陸後は雲に巻かれてしまいました。眼下に薄く羽田空港。

 

 

雲がかかったのは羽田付近のみ。横浜と横須賀の市境付近から晴れてきました。

奥の湾が本牧から根岸。中央が八景島シーパラダイス、手前に日産追浜工場。

 

 

三浦半島を横断し、相模湾に出ます。

 

左から七里ヶ浜、稲村ヶ崎、由比ヶ浜、材木座と続く鎌倉市の海岸線。

中央の扇状地を貫くのが若宮大路、山にかかると鶴岡八幡宮です。

 

続いて相模湾最強のランドマークにして、古くからの観光地、江の島。

 

 

江の島から視点を上げると、神奈川県で唯一航空機が離発着可能な「厚木海軍飛行場 (NJA/RJTA)」

01/19 2,438×45m の本格的な滑走路を持っています。

 

余計な事ですが、正式名称は今も「厚木海軍飛行場」でしょうか。

 

「厚木基地」とも呼びますが、空港コードを持つ場合には飛行場名での記載を優先します。

米海軍と海上自衛隊が基地として占用/専用使用する「厚木飛行場」というスタンスです。

 

これは他の米軍、自衛隊専用飛行場でも同様の表記を心掛けています。

例えば沖縄の嘉手納飛行場(嘉手納基地)、普天間飛行場(普天間基地)など。

 

 

陽が翳り見難いですが、更に視点を上げると神奈川県北部、宮ヶ瀬ダムの宮ヶ瀬湖。

 

神奈川県の主要な水瓶としての役割を担い、湖畔の30mを超えるモミの木の冬季イルミネーションでも知られています。

 

 

神奈川県西部、箱根山の上空を通過します。

左(西)側、古期外輪山内側の堰止湖、芦ノ湖は陰に沈んでいますが、典型的なカルデラ火山地形なのが分かります。

 

 

箱根を越えるとやはり富士山。この時期は積雪量が目まぐるしく変わります。

 

 

陽が傾き、撮影向きではありませんが、愛知県、渥美半島の西端、伊良湖岬。

 

伊勢湾の入口、伊良湖水道は、狭い水路に船舶が集中する航海の難所です。

伊良湖岬の先端には、航行管制を担う伊勢湾海上交通センターが設置されています。

 

海上交通センターは、伊勢湾の他には東京湾、名古屋港、大阪港、瀬戸内海の備讃瀬戸と来島海峡、関門海峡の7か所に設置されています。

 

 

本州最南端、和歌山県の潮岬から太平洋に出ます。

 

潮岬は左の砂州(トンボロ)で繋がる陸繋島。右は紀伊大島。

 

 

南下するにつれ増えた雲の上に突き抜けるのは、屋久島の山々。

 

屋久島で最も高い宮之浦岳(1,936m)は、九州本島の九重連山・中岳(1,791m)を超える、九州地方全体の最高地点です。

 

 

 

まもなく陽が暮れます。夕焼けにはちょっと雲が厚いようです。

 

 

JAL919便は出発時の遅れが響き、30分遅れでの那覇到着でした。

 

この遅れにより、タイトな乗り継ぎが頻発。

誘導する係員さんが大勢待機していました。福岡、岡山はちょっと不思議?

 

 

 

それでは本日のお宿に向かいましょう。

ゆいレール県庁前駅、1948年創業の老舗「ホテルサンパレス球陽館」です。

 

館内について詳しくは、こちらの記事で

 

遅い時間のチェックインだったせいか、お部屋がプレミアム・ツインにアップグレード。

 

独立した水回りに加え特筆すべきポイントは、久茂地川沿いに走るゆいレールを間近にするバルコニー。市内ホテルには珍しい設定です。

 

翌朝の撮影。県庁前駅とパレットくもじビュー。

 

 

それでは朝食に行きましょう。ホットミールが6種類(全部は写っていません)。

本日は左からゆし豆腐、沖縄風煮物(里芋)、タマナーイリチー(キャベツの炒め物)、焼き魚、ベーコン/ランチョンミート、スクランブルエッグ。

 

小鉢は左から納豆、ジーマミー豆腐、切り干し大根、オクラ、もずく酢。

 

 

大体こんな感じになりました。

左下は、ぼろぼろジューシー(フーチバー[よもぎ]と豚肉の雑炊)。

 

老舗系(または古色蒼然系)ホテルは、朝食が充実しているところが多い印象です。

こちらのホテルは何というか手作り感があり、ちょっと家庭的な雰囲気が特徴です。

 

朝食を終えたら、どうしましょうか。

 

つづきます。