東大門、漢江、本洞とふらふらして来ましたが、今度は…
 
「崇礼門(すんねむん)
あるいは南大門(なんでむん)」
ですっ!」
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「崇礼門(南大門)」については、以前の記事の焼き直しで。
この門の原型は、14世紀末に朝鮮王朝(李朝朝鮮)がこの地に都を開いた時に遡ります。
その後も長きに渡り改築や修復を繰り返し、この門は建ち続けていましたが、2008年に放火によって消失してしまいます。
 
大規模な復元工事が2013年に完了、現在の姿となりました。
「天井には龍の絵ですっ!」
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「崇礼門(南大門)」は、門の下を通り抜ける事が出来ます。
 
まあ周囲は道路なので、本当に下を通り抜けるだけですが。
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門の向こうの景色は…
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現代アートのオブジェみたいな、エアコンの室外機がずらっと並ぶビルの裏側とか、
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買って帰ったら、税関で問い質されそうな衣類とか、
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南大門市場の食器屋さん。
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実は韓国ドラマに必ず登場する、派手目の柄のホーロー鍋を見つけたかったのですが、市場の食器屋さんには見当たりませんでした。
 
つい、こういうものばかりに目が行ってしまいますが、
 
南大門から東に向かうと見えてくる重厚な建築、
旧;朝鮮銀行本店、現;韓国銀行本店・貨幣金融博物館です。
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旧朝鮮銀行本店は1912(明治45)年竣工、東京駅を手がけた建築家、辰野金吾の設計といわれていますが、実質的な設計は辰野葛西建築設計事務所に所属していた中村與資平(なかむら よしへい)が担当したようです。
 
現在は「貨幣金融博物館」として一般公開されています。
中も見学したいところでしたが、残念ながら時間の関係でパス。
 
韓国銀行本店のすぐ傍にはバルタン星人… ではなく、
2007年竣工の「ソウル中央郵便局」
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中には「切手博物館」も開設されているそうです。
 
この建物、特徴的な形からドラマによく登場します。
ぱっと思いつくのは「 BAD LOVE 」( 2007-08 KBS2 )とか「アクシデントカップル(ただ見守っていて)」( 2009 KBS2 )
他にもまだあったような…
 
でも、やっぱりどう見ても「バルタン星人」(^^ゞ
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で、「バルタン星人」(しつこいって(^^ゞ の東側エリアが明洞(みょんどん)。
ソウル有数の繁華街です。
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いやあ、すごい人出。
 
ショッピング系にはほとんど縁が無いもので、ついついこんな看板を探してしまいます。
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「肌マーサジ」は、ああ「肌マッサージ」ねと分かりますが、「プットケジ」とは一体何もの?  (じーっと考えて「フット・ケア」かなあ?)
 

 
ごくごく狭い範囲をウロウロし、ソウル駅まで戻って来ました。
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以下、韓国ドラマに縁の無い方には何のこっちゃな細かい話が始まります。
 
ソウル駅駅駅前では…
 
「私の名前はアン・ヨンイ」
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「これから出勤ですっ!」
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ところで「アン・ヨンイ」っていったい誰?
 
「アン・ヨンイは、
『ONE INTERNATIONAL』の
新人社員です。」
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そういうきみは?
 
「僕はチャン・グレ
もちろん主役っ!」
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ソウル駅駅駅前で「いじめ相談は117番へ!」と叫ぶ?お巡りさん。
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赤矢印
とてつもなく力持ちなお巡りさんのとなりに建つ、目立つ銅色のビルは「ソウルスクエア」。
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かつての財閥系企業「大宇実業」が建設した「旧 大宇センタービル」は、ドラマ「未生(ミセン)」( 2014 tvN )の舞台。
「アン・ヨンイ」「チャン・グレ」は、このドラマの登場人物です。
 
韓国ドラマは恋愛模様を中心に、三角関係、出生の秘密、難病(事故)、記憶喪失等がふたりの行く手を阻むといったお話が多いのですが、「未生(ミセン)」はそういった要素が皆無で、派閥争い、社内不正、ハラスメント、雇用問題といった企業内で起こる様々な問題を描いた異色のドラマでした。
 
「上司の悪口は、
裏の公園でっ!」
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「辛い事があったので、
風にあたります」
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「また明日!」
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ドラマ以降「ワン・インターナショナル社」にしか見えなくなった、ソウル・スクエアなのでした。
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「地下1階に、
『未生』展示コーナーが
あります」
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最初の顔出し看板や社員証などは、ここに展示してありました。
 
「インフォメーション、
ビル裏手の公園には、
正面右手からお回りください」
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ますます細かくなってゆく、ソウルの街中探検なのでした(笑)
何故かもう一回 つづきます