ソウル発券の復路区間を消化しにソウルに舞い戻ってきました。
 
「おでかけするの~?」
「やっと、
動く気になったみたいです」
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座布団を枕にして、いつまでもごろ寝していても仕方が無いからね。
 
フロントに下りてゆくと、どうやらパッケージツアーのお客さんたちが到着したようです。
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急に賑やかになって来たので、出かけるのにもちょうど良い頃合いでした。
 
ホテルから歩いて出られる南大門市場にやって来ました。
すごい人出です。
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え、こんなところを車が通りますか。
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かなり気合が感じられるカバン屋さんがありました。
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通り抜けたあたりは衣類や雑貨のお店が多く、このジャンルにあまり縁の無い自分は活気を楽しむだけでした。
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南大門市場を抜けると、車に囲まれて大きな門が建っています。
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「南大門市場」の名前の由来となった「崇礼門(すんねむん)」、王朝時代の城郭の正門でした。
城郭の南端に位置するので「南大門(なんでむん)」とも呼ばれますが、こちらの名前のほうが馴染みのある感じがします。
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この門の原型は14世紀末、朝鮮王朝(李朝朝鮮)がこの地に都を開いた時まで遡ります。
その後長きに渡り改築や修復を繰り返しましたが、2008年に放火によって消失してしまいます。
大規模な復元工事が2013年に完了、現在の姿となりました。
 
工事が完了したばかりなので、色彩も鮮やかです。
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「あ、門が開いてるよ~」
「むこうには何があるのかなー」
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「よしっ!通過まであと少しっ!」
「どどどどどど~っ!」
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こいつらには歴史のお話はちょっと退屈だったようです。
今、気分は騎馬兵か何かかい?
 
ちなみに門の向こうは道路でした。
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部屋にいるといつまでもグダグダしてしまうのですが、一旦外に出るとちょっとだけやる気モードになります。
今度は地下鉄4号線に乗って、恵化(へふぁ)駅で下車します。
 
地下鉄駅から地上に出て歩き出した瞬間に、激しく後悔しました。
坂が急過ぎます。
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途中で近道をしようとしたら、長い階段を上る羽目に陥りました。
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あれ、まだ上り坂が続いています。
ぜいぜい。
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ようやく目的地の「駱山公園(なくさんこんうぉん)」に辿り着きました。
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ソウル東側の城壁が連なっています。
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城壁周辺には、古くからの住宅地が密集しています。
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急斜面に沿って家々が密集する様から、かつて「タルトンネ(月の町)」と呼ばれました。
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古くからの住宅地の上の斜面には、高層マンション群が連なっています。
以前は山頂付近まで家々が立ち並んでいた光景も、再開発によってもかなり変わってきたのだとか。
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韓国の人口の約4割が、ソウルとその周辺に集中している事を象徴する光景のように思えます。
 
「さあ、城壁を一気に駆け下りよう!」
「行くぞ~」
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きみたち、元気だねぇ。
 
「坂道をかなり下りてきました」
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途中から城壁を離れ、石段を降りてみます。
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雰囲気のある門構えの家があったので、ちょっと一枚。
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地下鉄4号線「漢城大入口(はんそんでいっく)」駅まで下りてくると、選挙用の巨大な看板。
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文字が読めなくても選挙用だとひと目で判ってしまう、政治特有の押しの強さはどこも共通のようです。
 
再び地下鉄に乗って、
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おお、雰囲気のある家だなぁ、などとふらふらしていたら、
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またしても迷子になってしまいました…
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全く何をやっているのやら…
つづきます。