前回まで、
ソウル発券ホノルル往復のチケットは有効期限が短く、日本でのストップオーバーの期間があっという間に過ぎてしまいます。
 
なのである日の羽田空港。
 
「いつもと雰囲気が違うね~」
「あ、赤いじゅうたん。」
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羽田国際線も便数の増加に伴ってファーストカウンタが出来たり、6月からは優先レーンの運用が始まるなど、少しずつ変わっていくようです。
 
「ただいま警備巡回中ですっ!」
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「警備終了~」
「全て世はこともなしっ」
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今回はおにたんズかぁ。
まあ何事も起きないことを期待しましょう。
 
なんてのんびり構えていると、あっという間に搭乗時刻がやってきます。
 
搭乗口に向かうと、優先搭乗が既に長い列。
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朝の羽田出発便はやはり人気があるようです。
という訳で行き先は当然のごとくこちら。
5月 JL091便 羽田08:30⇒10:50金浦 B767-300ER (JA654J)
いわゆる復路の消化に出かけます。
 
羽田国際線ターミナルは、飛行機の全景が撮り難いのが難点です。
 
JA654Jは2011年就航、JAL B767-300ER最終組の1機です。
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確かこの機体が現行鶴丸1号機だったと思います。
釧路へのお披露目フライトもありました。
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それではよろしくお願いいたします。
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今回の座席はスカイリクライナー。
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前後の幅は以前のスカイラックスよりも広い気がしますが、左右はかえって狭い印象でした。
もしかするとヘッドレストのせいかもしれません。
などと偉そうなことをいっても、自分には十分過ぎる贅沢なのでした。
 
ほぼ満席での運航です。
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前回の仁川から成田への往路便はCクラスが5名。
そんなに違うものかと思います。
 
羽田を離陸後電子機器OKになったのは、荒川と隅田川に挟まれた江東区の上空でした。
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かなり霞のかかったコンディションですが、東京ドームが見えています。
その左上が北の丸公園から皇居。
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何とか新宿副都心の高層ビル群を見つけました
左上の暗い色は代々木公園から明治神宮。
更に左下が新宿御苑。
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東京都上空を西に向かって飛行しています。
調布飛行場と味の素スタジアムが見えてきました。
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引き続き、松任谷由実の「中央フリーウェイ」でお馴染み「右に見える競馬場」こと、府中の東京競馬場が見えてきます。
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直線的に並んでいるのは全て集合住宅です。
多摩ニュータウン中心部を見ています。
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この後は、高度が高くなるにつれて地上が霞み、かろうじて南アルプスの一部が見えただけでした。
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「すっかり雲の上です」
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今日の雲は厚い霞の層のようです。
春らしいといえば春らしいのですが。
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「この後はやっぱり、
あれだよね」
「うん、
きっとそうだね」
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空膳「遊食楽園」雅が登場しました。
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山菜と浅利のお浸し
大根と茄子の鶏そぼろ餡掛け
松前漬け

花寿司

厚焼き玉子

牛肉照り焼き

飯蛸旨煮

花見団子串
牛肉の治部煮

とメニューにありました。
酒の肴を並べられてどうしたかについては、上の写真の範囲内という事で…

 

「ハーゲンダッツは、
きっとくれるよね~」
「わくわく~」
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この後韓国上空を東から西に横断しましたが、撮影は自粛。
眺めるだけにしておきました。
 
金浦空港には16分の早着。
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到着時刻から11分で到着口、結構快調。
 
「金浦空港に到着しましたっ!」
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バスの扉が右に付いているのを見ると、外国だなあと思います。
 
前回、空港からソウル駅の地下深くに到着してしまい、乗り換えに時間を取ってしまったので、今回は9号線の急行に乗って市内へと向かいます。
 
やって来たのは前回と同じ、4号線会賢(ふぇひょん)駅からすぐの「レックスホテル」。
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ひとりだと、どうしても新規開拓が面倒になってしまいます。
 
ただ今回は趣向を変えて、こんな部屋にしてもらいました。
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「何だか楽しい部屋だねぇ」
「大きな座卓が便利です」

 

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韓屋風の「オンドル部屋」です。

 

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「座布団でごろごろ~」
「韓国って感じの模様です」

 

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「やった~、おふとん!」
「ごろごろごろ~」
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しかし、木床に薄い布団は結構つらいものがありました。
韓国ドラマでよく掛け布団の上に寝てしまうシーンが出てくるのですが、あの気持ちがちょっと分かります。
少しでも厚いところにゴロンとしたくなります。
 
更にもうひとつ、この雰囲気は部屋に入った途端にやる気を失くす効果もあるようで、すっかり外に出るのが億劫になってしまいました。
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やる気のないまま布団に転がってテレビを眺めたりするのには、うってつけの部屋なのでした。
つづきます。