共鳴の嘘ホント
ベルカントで発声をする際には
「頭骨」の共鳴が使われます。
前回まで記した記事にもありますが、とても大切な要素になります。
ここで疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?
「頭の中は脳や脳漿などが入っているのだから、振動は止まってしまうのではないか?
だとしたら頭骨を共鳴させるなんて、嘘ではないのか?」
と言う疑問です。
実際、ワイングラスは空なら叩けば鳴るが、水を満たすと鳴らなくなる。だから頭骨共鳴は起こらない。
と主張する人もいます。
このブログは
「発声を科学する」
という題名でもありますから実験してみました。
さて、この通り水を満たすと音程は変わりますが、美しく響きます。
人間は口を開けて歌いますから、
ワイングラスのように口の開いた器、が近いものになります。
実験してみると水が入った方が美しく響きます。
例えば潜水艦は100キロ以上離れた音を聴き取って、敵の存在を知ると言います。
それほどに水は音を伝えやすいものですので、水が音を吸収すると思うのは誤ったイメージになります。
歌は正しいイメージを持つこともとても大切な事ですので、この実験は役に立つものと思います。