共鳴の嘘ホント!? | 塩塚式ベルカント発声メソッド「発声を科学する」

塩塚式ベルカント発声メソッド「発声を科学する」

オペラ歌手(二期会会員)ですが、エンジニア出身の塩塚隆則が送る、発声の科学。

プロ志望の生徒はほぼ全員主要キャストデビューという奇跡のレッスン。

イメージと科学の合体した発声科学の老舗です。
レッスンのお問い合わせは
taka12191969@gmail.com


共鳴の嘘ホント

ベルカントで発声をする際には
「頭骨」の共鳴が使われます。

前回まで記した記事にもありますが、とても大切な要素になります。

ここで疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?
「頭の中は脳や脳漿などが入っているのだから、振動は止まってしまうのではないか?
だとしたら頭骨を共鳴させるなんて、嘘ではないのか?」

と言う疑問です。
実際、ワイングラスは空なら叩けば鳴るが、水を満たすと鳴らなくなる。だから頭骨共鳴は起こらない。
と主張する人もいます。


このブログは
「発声を科学する」
という題名でもありますから実験してみました。


さて、この通り水を満たすと音程は変わりますが、美しく響きます。

人間は口を開けて歌いますから、
ワイングラスのように口の開いた器、が近いものになります。

実験してみると水が入った方が美しく響きます。

例えば潜水艦は100キロ以上離れた音を聴き取って、敵の存在を知ると言います。
それほどに水は音を伝えやすいものですので、水が音を吸収すると思うのは誤ったイメージになります。

歌は正しいイメージを持つこともとても大切な事ですので、この実験は役に立つものと思います。