シンガポールに移住していた
福田萌さんが、
娘さんが12歳になったこのタイミングで、
ご家族と本帰国されるとの報道がありました。
外野からは、
いろいろな声が上がっているようです。
でも、私には
その選択の理由がわかる気がします。
わが家も、
上の子が12歳のとき、
自然と日本へ戻ることを選んだ
からです。
多少は悩みました。
海外の環境が合っていたし、
英語もまだまだこれからでしたし。
特に言語については
本当に2〜3年海外に住んだだけで
身につくものではありません。
中途半端なまま帰国して
いいのだろうか…
という不安はありました。
でも、今振り返ると、
12歳って、
そんな年齢なんです。
言葉も。
自立も。
将来を考え始めることも。
帰国を考えた理由は、
一つではありませんでした。
まず、一つ目は日本語です。
海外生活が長くなるほど、
日本語で深く考えたり、
自分の気持ちを表現したりする力は、
意識しないと育ちにくい。
そして、もう一つは
将来の選択肢です。
海外のインターに通えば、
世界は広がる。
そう思っていました。
でも、ある時ふと、
世界を広げているようで、
実は子どもの選択肢を
狭めているのかもしれない。
そう思うようになりました。
詳しくはまた別の記事で
書こうと思います。
当時取り組んでいた競技スポーツも、
その国の環境では、
これ以上を目指すのが難しいと
感じ始めていました。
そして最後は、
子どもの自立です。
わが家は、
親が送迎しなければ
プレイデイトもできない。
学校にも行けない。
そんな地域に住んでいました。
世界には
そうした環境の国も多いですが、
12歳という年齢を考えたとき、
「自分で動けること」
も大切だと思うようになりました。
子どもが成長すると、
「ここでしかできないこと」よりも、
「ここでは難しいこと」が
少しずつ見えるようになります。
インターに通わせることも、
海外で育てることも、
ゴールではありません。
その時々で、
子どもにとって
何が一番いいのかを考える。
あのときのわが家にとって、
その答えが「帰国」でした。
子育ては、
一度決めた道を最後まで
貫くことではなく、
その時々で、
子どもに合った道を
選び直すこと
なのかもしれません。
そんなことを、
福田さんご家族のニュースを見ながら
改めて思いました。
